「第四の人生の始まり?」で予言?した通り、我が家に人間の家族が加わりました。
まさか私が親になる日が来るなんて…と未だに信じられない気持ちですが、そんな私をよそに、子育てプロジェクトは着々と進み始めました。
さぁいよいよ第四の人生の始まりです。
■ついにその時が!
臨月に入り、“今のうちにやっておこう”シリーズ(主に外食。赤ちゃんを迎える準備ではない…)もほぼやり尽くした私達夫婦。後はその時が来るのを待つのみ!と、予定日の2週間前から、今日か明日かとドキドキしながらその時が来るのを待ちました。
が、待てど暮らせど、予定日を過ぎてもお産の兆候は現れず…。
幸いなことにお腹のコは平均より少し小さめだったので、まぁ少しくらい長くお腹の中にいても巨大児になることもないし…とただひたすら待ちの姿勢を続けました。
そして予定日から1週間近く過ぎた時ようやくその時がやってきたのです。
■地獄の苦しみからの昇天
「産まれたら忘れちゃうのよ〜」と聞いていた出産の痛み。
忘れる前に命が尽きる…と思うほどの、それは人間が耐えられるレベルをはるかに超えた想像を絶する痛みでした。
そんな痛みと13時間戦い続けた後の誕生の時。
すぐさま産声をあげる我が子を見た時は、喜びよりも「あぁやっと終わった…」という脱力感の方が強かったです。ですがその数分後、体を拭いただけの我が子を私の胸の上に乗せてもらった時、言葉にできない不思議な感覚に包まれました。
それは、もう何もいらない、今この瞬間だけでいい!というような、それこそ天国にいるようなふわーっとした、これまでに体験したことのない感覚でした。
眠気と戦いながら立ち会ってくれた夫も、産まれた時はこれまでにない感動を味わったようですが、こればっかりは女の特権、私が感じたものとはまた別の感動だったと思います。
■ここからが始まり
そんなわけで、あんなにツラく憂鬱だった妊婦期間がようやく終了しました。産後の肥立ちというものも順調で、体も軽くなり、久しぶりに自分の体を取り戻した感じがします。
とは言え、私自身は胎児育成マシーンから乳児育成マシーンに昇格?しただけ(笑)。1〜3時間おきに授乳を要求されるなど赤ちゃんのリズムに合わせての生活で、自分の時間はほぼありません。でもそんなことはどうでもいいくらい、不安ばかりで楽しめなかった妊婦期間を取り戻すかのように、今は育児という初めての体験を楽しんでいます。
ただ、実は問題が1つ…、いや2つ?
犬専用賃貸シェンノワールは単身者用、犬は居ますが子供は居ません。泣きじゃくったり走り回ったりする子供がいる賃貸なんて、入居者の皆様はうるさくて退去してしまうのでは…という問題。
そしてもう1つは、子供を授かることを想定していなかったので、自宅には子供部屋がありません。小学校低学年くらいまでは何とかなるとは思いますが、それから先はどうしましょう?
と、早くも難題にぶち当たってしまっていますが、何とかやっていくしかありません。人生なるようにしかならないので、あまり堅苦しく考えず、“どうせやるなら何事も楽しく”をモットーに、第四の人生を歩んでいきたいと思います。