すっかりブログから遠ざかってしまいました、これが2019年最初の投稿です。
さて、今年の7月で開業から4年目を迎える犬専用賃貸シェンノワール。
昨年は2件の退去があったものの、すぐに“シェンノワールファン”の方にご入居を決めていただけたので、おかげさまで理想通りの愛犬家コミュニティマンションを継続することができています。
そんな中で迎えた平成最後の2019年。
“もっともっとシェンノワールを発展させたい!”とか“そのためには今年は何をしよう?”とか、血気盛んな熱い想いからスタートできればよかったのですが、どうやら今年はそうも言ってられず、運命に身をゆだねるしかない第四の人生?を迎えることになりそうです…。
■そもそもは黒猫から?
昨年の七夕の夜に起こった「真夜中の救出劇」以降、黒猫の“ひこにゃん”(♂:彦星から拝命 笑)が加わり、我が家は夫婦2人+犬2頭+猫1匹の大家族となりました。
ちまたでは“幸運を呼ぶ”と言われている黒猫です。「うちには何を運んできてくれるんだろうね~」と夫と楽しみにしていたところに舞い込んできたのが、“KarubiのCM出演”という一生に一度あるかないかの出来事でした。
「これはきっと、ひこにゃんが運んできた幸運だ!」と素直に喜ぶ私達でしたが、この直後にさらに舞い込んできたのが、私の妊娠という青天の霹靂の出来事…。
明るい老後を考えることをライフワークとする43歳の私のお腹に、人間の子供が届けられたのです(汗)
結婚した時点ですでに41歳、当初こそ、もしかしたら子供が持てるかも?という思いはありましたが、それから2年が経ち、私の頭の中は完全に、“夫婦二人で明るい老後を過ごすこと”にシフトしてしまっていました。
そんな中での妊娠だったので、「そんなバカな…」という感想が漏れ出てしまうほど、驚きの出来事だったのです。
■思考停止に…
明るい老後を見据え、常日頃から、“もっと良いシェンノワールにするには?”や“次は何をしよう?”と考えていたところに、“子育て”という十数年がかりのプロジェクトが突然割り込んできたのです。
まぁ出だしこそ戸惑ってしまったけど、それならそれで新たなプロジェクトに全力投球すればよいだけ!
と、うまく頭を切り替えられればよかったのですが、ネットには“40代の流産率は4割”という恐ろしい情報が溢れていたので、「このプロジェクトは道半ばで終わる可能性大ね…」と先のことを考えないよう、すべての思考を停止してしまいました。
そのため、“安静第一かつノンストレス”をモットーに、「よかった、今日も何事もなく終わった」とか「無事に◯週目に入った」という確認をするだけの、ただただ運命に身を任せた日々を過ごすハメに…。
「“人生は修行!”と歯を食いしばり、運命は自分で切り開くものと思って生きてきたのに、無事に産まれるまで不安に耐えることしかできないなんて(涙)」と忸怩たる思いを噛みしめながらも、「でもこれこそがまさに修行だわ(笑)」と可笑しくなってみたり、この半年間は、苦悩しつつも初めての経験を(それなりに)楽しんだ、情緒不安定な期間になりました。
■未だエンジンかからず
そして妊娠8ヶ月を迎えた現在…。
40代妊婦の6割に滑り込み、なんとか妊娠を継続しているわけですが、未だに“子育てプロジェクト”に着手できていないので焦っています(汗)
出産を2ヶ月後に控え、そろそろ準備を始めなければ…とわかってはいるのですが、何ひとつ手がつかず。さらに高齢妊婦のせいか、体力的にも自分自身が生存することにいっぱいいっぱいな状態で、やっていることはお腹の中で子供を育てているだけという“胎児育成マシーン”状態(笑)
まぁ百歩譲って私はそれで良しとしましょう。
しかし、そうなるとエンジン全開にならざるを得ないのが、プロジェクト仲間である夫…。
ソファーで横になりながら「まだあと2ヶ月もあるよ…早く出してしまいたい!」と嘆く私の傍らで、毎日の犬の散歩や猫の世話、買い物から料理、その後の片づけまで、さらには「会社でお昼を食べに外出するのがキツイ」とボヤく私に、お弁当まで作ってくれるという“スーパー兼業主夫”を頑張ってくれる夫(感謝)
そんな夫は、犬猫に加えて子供の世話もメイン担当を任されそうな雰囲気を感じているのでしょう、普段あまり先のことを考えない人なのに、最近は「産まれたら俺はどうなっちゃうのかな…」と悩む姿をよく見かけます。
当たらずといえども遠からず?今の私には「頑張れ!」と励ますことしかできません(笑)
■まずは出産!
そんなわけで、このまま順調にいけば、4月にはまた家族が増える予定です。
ブログも含め、しばらくは動きがみられない日々が続くと思いますが、今私が一番にやらなければならないことは、無事に子供を産んであげることのみ。この2ヶ月はそれ以上でも以下でもない、と割り切って頑張りたいと思います!